昔の人たちが築いたアジア・アフリカの歴史を学ぼう
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国家とイスラーム2

マリ王国がつぶれた後、15世紀に建てられたのがソンガイ王国。金と塩の交易を続けるとともに黒人初の大学立建てられるなど文化の中心としても発展する。しかし、16世紀の末になってモロッコのイスラーム勢力によって滅亡。サハラの黒人はイスラームの世界へ奴隷として運ばれるようになる。同じイスラームといえど黒人ではないモロッコに反感をためていった黒人たちは、18世紀に複数の黒人王国を築き上げる。だが、19世紀になるとそのほとんどがフランスの植民地となった。 一方、中央スーダンのチャド湖の辺りではカネム王国という国がイスラーム世界へ奴隷を輸出することで栄えていった。 また、インド洋側では季節風を利用して東南アジアやインドとの人の往来があり、8世紀ごろにはムスリム商人が海のシルクロードを使って活動していた。港町が発展し、沢山の黒人奴隷がイスラーム世界へ運ばれた。

イスラームと言語

ムスリム商人が多く行きかうインド洋側の地域では、商人が商売と共に布教を行い、イスラームが広まるとともにその聖典コーランに使われているアラビア語が浸透していく。その後、もともとこの地域で使われていたバントゥー語とアラビア語が一つになりスワヒリ語という言葉が誕生する。現在でもアフリカ東部ならばどの国でもスワヒリ語で会話が通じるだろう。

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