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十六王国時代・マウリヤ朝

十六王国は紀元前1000年を過ぎたころにガンジス川の流域で成立した。バラモン教の中に先住民の文化が混ざり、バラモン教自体が祭式中心のものから思索を重要視する宗教へ変わったことは面白い。紀元前5世紀ごろには仏教とジャイナ教が成立。バラモン教を否定し、輪廻の思想を持つのが共通点だ。ジャイナ教が現在でもインドに残っているのに対して、仏教は一時インド全体に広がるもしたいしてインドからは消えてしまった。 紀元前320年ごろ、十六王国の中で最強だったマガダ王国がマウリヤ朝を成立させ最終的にはインドを統一した。マウリヤ朝の領域が最も広くなったのは三代目のアショーカ王の時代。仏教を信じていたアショーカ王はダルマという釈迦の言葉に基づく統治を行い、インドのあちこちにダルマを書いた碑を建てた。セイロン島にも仏教を布教し、インドと違いこちらには今でも仏教が残っている。

アショーカ王の補足

まだ仏像がなかったアショーカ王の時代、仏教の信仰の対象になっていたのはストゥーパと呼ばれる仏塔だ。サーンチーのストゥーパが特によく知られている。塔の中には仏舎利という釈迦の遺骨が納められている。 アショーカ王は他にも中央集権的支配体制を取り入れたり、社会事業や道路整備などを行ったが、その死後は国力が衰退しマウリヤ朝は紀元前180年辺りで滅亡してしまう。

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