昔の人たちが築いたアジア・アフリカの歴史を学ぼう
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東南アジアの商業

15世紀から17世紀までの東南アジアは商業の時代とも呼ばれる。 15世紀、マレー半島にあったマラッカ王国はイスラームの商人たちが安心してこられるように、国王自身がイスラームに改宗するなどして東南アジア発のイスラーム国となった。この国を起点として、イスラームが東南アジア全体に広がっていく。 16世紀になって大航海時代になるとヨーロッパ人が海外に進出。1511年にはポルトガル人によってマラッカ王国が滅亡する。翌、1512年にはモルッカ諸島に至ったポルトガルは香辛料貿易を開始するが、イスラームの商人たちはマラッカ海峡ではなくスンダ海峡を使い、また周辺のイスラームの国々がイスラームの商人たちの既得権益を守ったことで、ポルトガルは香辛料の貿易を独占することに失敗する。同時にマラッカ海峡以外のルートが開かれ、商業の時代がさらに続いていく。

日本・中国・スペインとの関係

大航海時代当時、日本は銀の産地として有名でその富を使い東南アジアで熱帯の品々を買っていた。 また、華僑と呼ばれる中国商人が多くなるのもこの時代のことで、彼らは現在でも東南アジアの社会に強いつからを持っている。 一方、1571年に太平洋を横断してきたスペインによってフィリピンが植民地となり、アメリカ大陸からの銀と中国商人が持ち込んだ生糸などで取引が始まった。

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