昔の人たちが築いたアジア・アフリカの歴史を学ぼう
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海の道と国家2

907年、中国の唐王朝が倒れたことによって、ヴェトナム北部に独自の王朝が誕生。初めは短命の王朝が出来ては消えていったが11世紀になって、李朝という安定した王朝が誕生。国号を大越国といい、これ以降ヴェトナムに作られる王朝のほとんどが大越を使用している。 11世紀の中ごろ、イラワジ川の流域でパガン朝が誕生。これは雲南地方からやってきたビルマ人の国で、この頃彼らは仏教を受け入れた。 13世紀に入り、陳朝となっていた大越国は3度にわたりモンゴルを撃退したことで、人々の間にヴェトナムという自意識が生まれ字喃という独自文字を作るなどした。 14世紀半ば、タイでアユタヤ朝が成立。クメール王国に攻め込み都であるアンコールの占領に成功するなど勢力を伸ばしていくと、それに刺激される形でラオスの起源となるランサン王国がメコン川中流で誕生した。

宗教の広がり

東南アジアでは11世紀ごろからインドシナ半島で上座部仏教が広がり始め、それに伴ってヒンドゥー教の数が減っていった。その他の地域ではヒンドゥー教と大乗仏教が一般的だったが、13世紀の末ごろにジャワ島でマジャパヒト王国が出来たころになるとどちらの宗教も衰退。14世紀に入りイスラームが島嶼部全体に広がって行き、バリ島以外のすべてがイスラームとなった。

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