昔の人たちが築いたアジア・アフリカの歴史を学ぼう
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成立・拡大するイスラーム

イスラームは7世紀に成立。622年にイスラームに基づいている生活共同体がムハンマドらによって作られた年がイスラーム暦の元年だ。 メッカに巡礼するイスラームにとって各地にある都市は宿泊地としてとても重要なもので、アッバース朝の時代になると都市間をつないでいるネットワークが海も陸もさらに広がっていった。 イスラームでは教徒同士で争いがあるとコーランの記述を元に解決する。ただ、コーランだけでは裁けない事態があるためムハンマドのことを記したものが調べられ、そうした行為が歴史学や法学の進歩へつながった。また、ギリシアの文化など外のものの翻訳と研究も進み、ギリシア哲学や、インドからは0の観念などを取り込んでいった。これらの文化はその後ラテン語にも翻訳され、西ヨーロッパに伝えられていく。当時学校が多くの都市にあったことはイスラームが先進的だったことを表している。

製紙法の伝来

アッバース朝が中央アジアに向かって進出していた当時、唐もまた中央アジアに向かって進んでいた。両者は751年のタラス河畔の戦いでぶつかり合い、唐が敗北する。この唐との接触の時にイスラーム世界に製紙法が伝わった。 紙が伝わったことでイスラームの世界では多様な学問が発展した事を考えると中国から製紙法が伝わった事実は非常に重要である。

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